山東医学高等専科学校卒後プログラム
張 政 先生
中国山東省の山東医学高等専科学校卒後、本学との提携プログラム教育第一期生として新潟リハビリテーション大学大学院にて学ばれ、2019年本大学院を卒業。同年山東の母校にてリハビリテーション学科理学療法教員として正式に採用され現在も後輩の育成と研究にご活躍されていらっしゃいます。
2023年同じく教員の方とご結婚され、お子様が誕生されたとの朗報も頂きました。
小池 郁代 先生
中国出身。新潟の大学留学後、初代小林勝理事長との縁にて新潟工業短期大学教員(非常勤)として教育の道に入られ、中国との架け橋として長らくご尽力を続けてこられました。また、その過程において自らも本学(現)東洋医療学科に中国語の教育指導に携わりながらも学ばれ、2007年鍼灸師の国家資格を取得。その後推拿(すいな)療法、中医薬膳療法指導士の資格を取得され、中国語とともに本学の教員としてご教授頂いております。
さらには北都健勝学園評議員として国際交流に尽力され現在の海外提携校との架け橋となり、日本の母として留学生とそのご家族からの信頼も厚く慕われていらっしゃいます。現在は日本の方と結婚され、ご自宅でも鍼灸院を開業なさって新潟の方々にも頼りにされる東洋医療の専門家であられます。
再会がもたらす新たな一歩
2023年9月コロナ禍からやっと脱出し、山東医学高等専科学校に4年ぶりに来校させて頂きました。舒書記をはじめとする、葛校長先生、リハビリテーション学科の先生方より、本当に温かい歓迎と過分な両校の交流についての感謝のお言葉まで頂戴し胸が熱くなりました。
小池先生と張先生は、本当の姉弟(親子)のように会えたことを心から抱き合って喜んでいらっしゃいました。また久しぶりにお目にかかりました張先生のあまりの成長ぶりには本人と気づかないくらいで、驚きました。
本当に両校にとって、とても喜ばしいことでした。
また本学大学院の卒業生は、皆様次々と難関の就職先に合格されてリハビリテーション医学の進歩のために今日も研鑽なさっていると伺いました。
私どもも、国際医療の推進の一端を担う学生を育てさせていただき感謝申し上げます。
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この山東医学高等専科学校卒後プログラムにご尽力頂きました、 鄭国際交流処処長様にもお会いできました。処長様のおかげで、より質の高い教育を安全に目指すことができましたことを感謝申し上げます。
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山東医学高等専科学校リハビリテーション学科教授であり医師の李先生、臨沂キャンパスでも大変お世話になりました。
また小池先生とのご縁が、ずっと小池先生と交流を続けている、上海中医薬大学鍼灸推拿学部の趙先生(15年くらい前に本学園の東洋医療学科にて教鞭を持っていた)の大学同級生・親友であり、山東医学高等専科学校臨沂キャンパス教務部長、リハビリテーション学科の来教授と再会できましたことも、驚きながらも人の縁のありがたさを思い知りました。
信頼を裏切ることなく、今後も北都健勝学園一同、精進してまいりたいと存じます。
2024.03
Information
山東医学高等専科学校
山東医学高等専科学校は臨沂キャンパス・済南キャンバスを持てる。臨沂キャンパスは1966年に創立され、当初は青島医学院が沂水に設立した分校であった。1972年には沂水医学専科学校と命名され、1986年には更に臨沂医学専科学校と名称変更され2004年に山東医学専科学校と改名された。済南キャンバスの前身が1954年に創立した山東省衛生幹部学校であり、1958年に山東省衛生幹部研修学院、山東省済南衛生学校と改名され、1989年に山東省衛生学校を再設立し、2005年に山東省高等専科学校を合併吸収した。
山東医学専科学校は臨沂キャンパスおよび済南キャンパスの敷地面積は1667畝(ムー:1 畝=6.667a)、建屋面積は65.09 万平米、固定資産額は11.94 億人民元、教育学習設備総額は2.22 億人民元、図書館蔵書数は117.33 万冊、デジタル資源量は70.9 万冊であり、キャンパス全体には有線・無線ネットやIPv6が設置され、情報のデジタル交換・共有のバリアフリーを実現しており、人材育成・教育学習の科学研究・事務管理・庶務サービスなどを一本化したキャンパス情報化応用システムを作っている。
山東医学専科学校は13学部に30専攻科(2023年4月現在)が設けられ、全日制の在校生数は28285 人、そのうち中等-高等一貫育成の学生数が7364人おり、常勤教員数は1054人である。