小さい大学だからこそできるフェイスtoフェイスの学び。明日の地域医療を支える理学療法士を目指す!すべての人に科学的で効果的な理学療法を届けたい 人の心の杖になり、夢を叶え、人生を変える助けとなる、リハビリテーションはそのような仕事です。 人生は英語でLifeですが、Lifeには命、生活、人生という意味が含まれています。 理学療法は病気やけが、障がいをもった人の命、生活、人生といったLifeの計画を立て、提案し、管理をおこなう仕事です。 つまり、Lifeのプランニング、コンサルティング、マネジメントをおこなっていくのです。 そのような仕事を進める手段、道具として使うのが、ストレッチやマッサージ、筋力トレーニング、歩いたり、立ち上がったりといった日常生活動作の練習などになります。 大学では、それらの手段、道具の質を高いものにして、対象となる人へ提供するため、科学的で効果的な理学療法を学んでいきます。 少子高齢化が進むなか、私たちが住む地域の医療をまもり、つくっていくのは私たちにしかできないことです。 また、本学には病院からスポーツチームまで、スポーツ選手への理学療法を知りつくした教員がいるからこそできるプログラムがあります。 本学では地域のスポーツクラブと連携したプログラムを多く展開しています。スポーツ理学療法を実践的に学ぶため、国際トライアスロン大会でのコンディショニングブースでの実習をはじめ、地域の子どもから高齢者までスポーツを通した活動に参加しています。 地域のスポーツクラブから新潟県代表チーム、日本代表チームといったトップアスリートのサポート経験を持つ教員が丁寧な指導により、一流の知識と技術を伝えていきます。 プロスポーツでも使われる最先端のスポーツ科学の研究機器を使った実習により、スポーツ理学療法をリードする人材を育成します。 私たちとともに、すべての人に科学的で効果的な理学療法を届けるため、学んでいきましょう。専攻長 伊藤 渉Niigata University of Rehabilitation | 20病気や怪我をした直後の救命処置や手術などを終えた状態の患者さんに対して、理学療法を行います。発症から1カ月くらいの患者さんが対象となり、病態が不安定で安静が必要な状態の患者さんに筋肉の衰えや、関節が固くならないように予防することが大切になります。さらに、早期から離床をすることで脳の活性化などを促します。患者さんの状態変化に合わせて多くの職種と連携しながら臨機応変に対応する能力が必要です。急性期より病態が改善・安定したら、回復期病棟にてさらに身体機能の改善を図ります。この時期は患者さんの回復が最も見込める時期であり、生活環境に合わせながら、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行などの基本動作から、食事、整容、入浴、トイレなどの日常生活動作の獲得を行います。理学療法では運動療法、物理療法、自助具や生活支援機器などを活用し、不安を抱える患者さんを多くの職種と連携しながら支えていきます。回復期を経て治療などの医療行為が終了すると生活の中心は自宅で生活することとなります。自宅に戻ってから身体能力の向上や転倒予防を行うために、訪問リハビリテーション・通所リハビリテーションにて幸せな生活を送るための支援を提供します。定期的に患者さんの検査、運動、家族指導や環境整備などを行い、患者さんの生活の質の向上と心の支えなどの心理的な介入をしていきます。病院よりは規模が小さく、軽い症状の方が来られます。いわゆるかかりつけ医として地域に根差した医療を提供する診療所(医院・クリニック・診療所)などになります。主に骨、関節、筋などの痛みを訴える方が多く、運動療法や物理療法を行い、痛みの改善や生活動作指導、体操指導などを行い、それぞれの患者さんに合わせた理学療法を提供します。また、診療所によってはスポーツ障害や、膝や肩など専門分野に特化したものもあります。介護老人保健施設は病院と自宅の中間施設とされています。病院から退院してすぐに生活に戻ることが不安な人や、生活に戻るための体や生活動作の準備が不十分な人が安心して生活に戻るためのリハビリテーションを行います。施設では個別活動や集団活動を通して、生活だけでなく社会参加による対人関係にも介入します。これからも高齢化により在宅で生活する高齢者や障がいのある方々は増えていくことが考えられます。そのため地域理学療法は今後さらに活躍の場が広がる分野でしょう。スポーツ分野では多くのプロスポーツで理学療法士は選手と関わっています。スポーツ分野では日頃の予防やコンディショニングが非常に大切であり、試合で最大のパフォーマンスが発揮できるような体つくりが大切になります。またスポーツ外傷では救急的な処置や怪我の状況をみながら適切な処置により試合復帰や辞退の判断をしなければなりません。さらには外傷後の早期試合復帰のためのメニューを考えながら、選手と共にゴールを目指します。また、健康寿命を長くすることは、すべての人にとって非常に大切です。生活習慣病の予防や、身体機能の低下に伴う要支援の予防を行うことが必要です。健康でいられる時間を長くすることで、旅行や趣味の時間を作ることができ、社会参加や生活の質の向上に働きます。r's Teache Voice 急性期の理学療法士回復期の理学療法士生活期(維持期)の理学療法士スポーツ、健康増進領域の診療所の理学療法士老人保健施設等での理学療法士理学療法士
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