I rTeache 's Voice■看護学生のストレス要因とその支援法:因子分析を用いて■カラーセラピーの色彩フレーズ技法が対象者の内面に与える影響■援助要請とソーシャルサポートの関連に負債感が与える影響■パートナーとの急死を経験した親の生活再建を支えた要因に関するイ■自己理解を深める:芸術療法を介して■障害をもつ子どもとその家族への支援:修学から就労まで■いじめにおける傍観者心理:SNSの影響■学校/職場におけるメンタルヘルス■自己効力感が主観的幸福へ及ぼす影響■他者対応でのレジリエンス:各種クレームへの対応■職務満足度とキャリア形成■疾患の治療継続と就労支援: 制度と心理的葛藤■認知症高齢者との共生:疾患の理解と心の支援MCHIKOMATOBA本学では研究をすすめながら、国家資格も取得できます。大学内あるいは近隣の臨床施設にて、臨床能力も深く獲得できるよう個別で支援しています。就職の幅も広がり、何より生きた知識の獲得が可能となります。是非、新しい扉を開きましょう。主な研究テーマ(修了生)主な研究テーマ(例)ンタビュー調査2018年9月新しく国家資格となった公認心理師は、保健医療、福祉、教育その他様々な分野で、心理学に関する専門的知識と技術をもって、心理支援を必要とする方々への支援を行います。これまでの代表的な心理の資格は、「臨床心理士」という民間資格でしたが、多様化するチーム医療に参画できる人材の必要性から、身体や生物、社会的背景医療知識を幅広く理解する高度人材の育成が急務となりました。そのため、文科系学部から理系学部への意識改革が社会的にもまだ深く認知されている訳ではありません。実際には、哲学的なあるいは実験心理学的なアプローチの重要性も不可欠です。ただ、これから心理学を学ぼうとする方々からしてみれば、どのアプローチが自分に向いているかを最初から理解する事は困難です。本学は医療学部心理学専攻開設当初から個別の適正に合わせた学びの必要性を鑑み、海外のスペシャリスト育成高等教育機関の推奨する定員15名を上限とする少人数制を心がけてまいりました。その中で、言語的アプローチと非言語的アプローチをバランスよく実際の臨床に即して学んで頂きたいと配慮してカリキュラムを構成しております。身体と心は連動しています。心と身体は切り離して考えるものではないのです。私の担当する大学院での臨床指導では、様々なアプローチを通して学ぶ方が知りたい事を適切に指導できるように心がけております。 大学院の授業は、教えている私自身にとっても、とても楽しいものです。共に学び、共に考え、互いに成長してゆく。そうした学びの本質が、大学院の醍醐味だと感じるこの頃です。 皆さまのご入学を楽しみにしております。心を通して、病を診るということ臨床指導担当医師(精神科指導医・専門医)的場 巳知子Niigata University of Rehabilitation | 12国家試験受験資格取得 公認心理師06
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