学校法人北都健勝学園
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rTeache 's Voice■半側空間無視の代償的訓練法の検証と開発■低周波刺激による嚥下機能改善の検証■声量と声の高さが最長発声持続時間に及ぼす影響■顔面皮膚への水刺激による嚥下の誘発について■健康高齢者における摂食嚥下機能トレーニングの効果について■舌骨上筋群の効果的なトレーニング方法■書字障害を呈する方の文字筆記の書き順や筆圧の分析OHYAKAORU心理職になるために必要な国家資格「公認心理師」の取得を目指す学生は、今まで生きてきた中で心に傷を抱えた経験があり、その経験から心が傷ついた方々を支援する心理職になりたいと考えている人が多いのではないでしょうか。私もその1人でした。しかし、他者の心の傷に関わるということは多くの困難を伴うものであり、心理職自身が自分自身の心の傷と十分に向き合い、克服できていなければ、他者の心の傷をさらに広げ、深くしてしまう危険性があります。だからこそ、心理職を目指す学生にはぜひとも自分自身の心の傷に対して避ける(逃げる)ことなく、真摯に向き合って欲しいのです。これにはかなりの心の痛みと苦しみを伴うことになりますが、ぜひ一流の心理職になるために乗り越えていただきたいと思います。また、心理職を続けていくためには、資格を取得して終わりではなく、資格を取得した後も日々研鑽を積み続ける覚悟と努力が必要です。本学大学院では、「公認心理師」の資格取得を目指すだけでなく、長い将来に渡って社会で活躍できる、社会に必要とされる「公認心理師」を目指して日々勉学に励んでいただきたいと考えています。ときには思うようにいかずに悩むときもあるかもしれませんが、柔軟な心とやり抜く力を養いながら成長していきましょう。学習・キャリア支援センター長 大矢 薫主として言語聴覚障害をもつ患者に対し本コースは、言語や聴覚、高次脳機能、発達、飲み込みや食べることの障害をもつ対象児・者を広く支援できる人材を育成します。臨床における幅広い知識と専門的なコミュニケーション技能をもって、対象児・者の幸せを考えることができ、生活の質の向上や生きるよろこびに援助できることを目的とします。本コースでは、多くの選択科目を取得することで、修了時に言語聴覚士の受験資格も取得可能です。詳細についてはお問い合わせください。1.臨床現場において、対象者の全人的な観点から、多職種と連携してQOLの向上に寄与できること、また地域包括ケアシステムなど変化する社会的ニーズに的確に対応し、率先していける、より高度な医療従事者。2.種々の訓練手技などのエビデンスを構築する臨床を行うことができ、また生理学的基盤から臨床を支える基礎研究も行える教育・研究者。養成する人材像主な研究テーマ(例)11 | Niigata University of Rehabilitation心に寄り添い、人々の幸せを支援したい。心の健康科学コース公認心理師課程国家試験資格取得 言語聴覚士 (言語聴覚障害コース内) 公認心理師 (心の健康科学コース内)言語聴覚障害コース0506

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