学校法人北都健勝学園
11/57

東京サテライトキャンパスあり■寛骨前後傾角度と腰痛症との関係性 ~心理的要因を含めた検討~■踵上げ練習による転倒リスク減少の可能性 ~足把持力トレーニングがバランス能力に与える影響について~■下肢への鍼刺激が運動機能に及ぼす影響について■電気刺激による姿勢改善効果の検討 ―いわゆる肩凝り症状を対象としてー■半側空間無視患者の歩行開始時における非麻痺側下肢筋活動■足関節底屈可動域と股関節屈曲筋力の関係性―転倒予防との関連■台からの片足起立検査および30秒間椅子からの起立反復検査に影響する要因の検討■重度脳性麻痺児の日常生活活動の経時的変化と特徴 1.医療施設・老人保健施設・福祉施設・在宅等の臨床現場において、適切な評価やリハビリテーション医療を行い、さらに心理的サポートも十分考慮できる、より高度な医療従事者。2.教育現場や研究施設等で健康増進や機能改善のためのアプローチ法を開発する、能力障害を補てんする方法、活動やQOLを改善する方法等を開発する、あるいはその基礎となる研究を行える教育・研究者。養成する人材像主として運動機能障害を持つ患者に対して、本コースでは運動・動作や活動を分析し、運動や活動を助ける理学療法、作業療法、生活支援機器、生活環境等について研究することで、人の生活の質を高めることを援助していきます。人の心と体、暮らしのサポーターになる。運動機能科学コース主な研究テーマ(修了生)運動機能とは、運動器―つまり筋肉、骨、関節、これらをコントロールする脳、脊髄、末梢神経―を操作して身体を動かす機能です。人(ヒト)はこの運動機能を使って姿勢を保つ、姿勢をとる、起きる、立つ、歩く、走るような姿勢・移動を日常的に行います。運動機能科学コースでは、このような運動機能を正常から異常・障害までの範疇の中で、機能の成り立ち、検査方法、異常の要因・分布、介入による変化などを研究します。また福祉機器および住宅改修による支援、地域リハビリテーションなども研究対象とします。このことは大きく括れば運動機能を科学するといってもよいでしょう。 大学院修士課程は、研究活動を通じて科学的な思考を身に付ける作業を行うところと考えます。本学は社会人院生が多いので、臨床場面で生まれた疑問からリサーチクエッションを起ち上げ、その答えを科学的に探索します。研究の初学者は、自己努力だけでは限界がありますので、優れた指導者から適宜助言や指導を受けることが非常に大切です。また学内・学外での研究会などにも参加して研究のまとめ方を磨いておくことが求められます。本コースで皆さんの持っているテーマを極めてみませんか。人の運動の基本-運動機能を科学するKOBAYASHI RYOSAKU02教授 小林 量作Teacher's VoiceNiigata University of Rehabilitation | 08

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る